ぎっくり背中は病院に行くべき?実体験を元に解説

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フードデリバリーのお仕事中にぎっくり背中になりました。ぎっくり腰ではなくぎっくり背中。

最初そんなものがあるのかと驚きました。年齢に関係なくだれでも発症する可能性があるぎっくり背中。

今回は実際にぎっくり背中になった経験をもとに病院に行くべきかどうかを解説していきます。

※この記事は情報提供のみを目的としています。医学的なアドバイスや診断については、専門家にご相談ください。

ぎっくり背中とは?

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Image : しん

正式名称は背部捻挫や筋・筋膜性疼痛(きん・きんまくせい とうつう)と呼ばれ、背中の筋肉や靭帯に損傷が起こることで発生します。

ぎっくり背中の発症要因は?

  • 長時間同じ姿勢でいる
  • 急な動作や無理な姿勢での動き
  • 運動不足や筋力の低下
  • ストレスや睡眠不足による筋肉が緊張する

ぎっくり背中の発生確率は?

正確な統計データがないため腰の筋肉や靭帯に損傷が起こる「ぎっくり腰」の発症確率を合わせて参考にしました。

成人の60%〜80%が一生のうちに一度は腰痛や背部痛を経験し、特に30〜50代で発症しやすい傾向があるようです。(日本腰痛学会

ぎっくり背中は病院に行くべき?

結論から言うと動ける状態であれば病院に行くべきです。

症状の経過とともにその理由をお伝えします。

まだ病院に行くほどでもないと思っていた : DAY 1

1日目は前日に働きすぎたために背中に違和感がありました。念のためにこの日は休みました。

夜中に急変 : DAY 2

様子を見るために2日目も休んでいました。その夜にうつ伏せで寝転んでいたら背中にズキッとくるような痛みが。
そこから呼吸が苦しくなり、背中の背骨の中心辺りから放射状に強烈な痛みを感じました。

病院に行きたいが体が動かない : DAY3

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Image : しん

一夜明けても体を少しでも動かすとズキッとした痛みが走ります。顔を上に向けることができずにうがいをすることがほぼできませんでした。寝るときは体を横に向けて赤ちゃんの体制で寝ることが一番痛みを感じませんでした。この記事を書きながら背中を水袋で冷やしています。これが3日目の症状です。

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病院に行きました : DAY4

夜中から早朝にかけて発汗がありました。その後症状は軽くなりDAY2の初期、すなわち体を少しでも動かすとズキッとした痛みが発生することは緩和されていました。
しかし、まだ完治した状態ではないため、近くの整形外科の病院に行きました。レントゲンを撮りましたが、骨に異常はありませんでした。

お医者さんいわく、「同じ姿勢で長時間バイクを乗り続けたことによる筋肉の炎症が原因」ということでした。

コルセットと痛み止めの薬をもらいました。コルセットは動いている時のみ、痛みのある箇所の少し下に着用することと教わりました。腰付近に装着してもらい体幹が安定したように感じました。

ほぼ回復しました : DAY5

5日目になると体を動かしたり、呼吸のしずらさは完全に回復したとは言えませんが、背中の痛みはほぼなくなりました。

4日目に病院に行ったおかげで痛み止めを服用することができ、原因が明確になったため精神的にも安定しました。

回復 : DAY6-7

6日目は5日目と同様の状態でした。

そして、7日目になりわたしは回復と言っていい状態になりました。

発症から約一週間で回復したと言えると思います。

ぎっくり背中の補足

なぜぎっくり背中になったのか考えました。発生前日の雨の日に長時間バイク乗っていたことで知らない間に体力が削られ、体の異変に気づきにくい状況でした。(外的刺激要因のため)普段とは違う状況では、こまめな休憩が必要だと感じました。

またフードデリバリーの配達のような個人事業主の場合、労災に加入していれば休養期間も収入の不安がなくなるのかと思いました。

私が収入が一時的に途絶えても不安を感じなかったのは、下記の方法で資産を構築してきたからです。

まとめ : ぎっくり背中は病院に行くべき?

「ぎっくり」=急激な、突然のというニュアンスがあります。
私の場合は少しの違和感から急に発症したのでまさにそのとおりでした。

ぎっくり背中が発症したときは病院に行って正確な病状を把握することで心配も無くなります。

また、少しの違和感でも軽視せず早めに病院に行くことで症状の急変に対処できると思います。

少しでも背中の不調を感じたら早めに病院に行くことをおすすめします。

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