フードデリバリーやバイクツーリングなど屋外で使うスマホのフィルムは大きくわけて、光沢フィルムと反射防止フィルムがあります。
筆者はスマホをよく落としてしまうのでガラスフィルムだとすぐにヒビが入ってダメになってしまうので使いません。
なのでPET素材の反射防止フィルムを使ったみましたが、その失敗談を今回は共有したいと思います。
そもそも見えない

論より証拠でまずは上の画像を見ていただきましょう。
輝度は中程度で晴れの日に反射防止フィルムを貼ったスマホを屋外に出してみたものです。
マップアプリを開いたのですが、画面がまったく見えません。

さすがに屋外では輝度をあげたほうがいいだろうと、マックス近くまであげてみました。
見えるっちゃあ見える。
テカテカした反射も防止していますが、もわっとしたぼかしがディスプレイ全体にかかったような印象で正直がっかりしました。
これではフードデリバリーやバイクでスマホで地図を確認しながらという目的で使うには残念としか言えません。
なぜボケたように見えるのか
反射防止フィルムの表面は、光を乱反射させるために細かい凹凸(マット加工)が施されています。
外部から入ってきた強い光(太陽光や照明)がこの凹凸に当たると、いろいろな方向へバラバラに反射します。これを「乱反射」と呼びます。
反射防止フィルムは、ディスプレイ本来の鏡のような光の「正反射」を、バラバラな方向への「乱反射」に変えるものです。
- 太陽光 100,000ルクス
- 室内照明 500ルクス
- スマホ輝度 500ニト
太陽光からの強烈な光

フィルムなし(光沢フィルム)の場合:太陽が「点」として映り込みます。その点以外の部分は黒く見えるため、太陽の映り込みを避ければ画面はなんとか見えます。

反射防止(アンチグレア)の場合:100,000ルクスの太陽光がフィルム表面の凹凸に当たり、画面全体に均一に散らばります。結果、画面全体が白っぽく霧がかったようになる「白飛び(ウォッシュアウト)」が発生します。

100,000ルクスの太陽光に500ニトのディスプレイ輝度は歯が立ちません。
人間の技術力は自然に対して無力だと実感させられます。
ディスプレイからも光が出ている

さらにアンチグレアの凹凸が原因で、ディスプレイから出る光もわずかに散乱してしまいます。
すりガラス現象:画面のドット(画素)から出る光がフィルムの凹凸を通る際、光が拡散して輪郭が甘くなり、文字が滲んで見えます。
干渉(ギラつき): 画素一つひとつの光がフィルムの凹凸と干渉し、赤や緑の小さな粒々(虹色のノイズ)が見えることがあります。
つまり太陽光の外側だけでなく内側のデイスプレイの光も同時に乱反射させてしまうので、屋外で使うときはいっそうスマホ画面が見えづらくなってしまうということです。
反射防止フィルムは屋内で使う

しかし、屋内で使うには申し分ないです。
照明のギラギラした反射も抑えられているし、何より手触りが紙のようにサラサラしていてこのアナログ感がいい感じ。
人類が生み出した500ルクスの室内照明は、同じく500ニトのディスプレイと相性がいいと言えます。
反射防止フィルムは屋内で照明の反射防止用に使いましょう。そして私は、屋外では素直に光沢フィルムを使うことにします。
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