ロケットナウは情報抜かれる?注文者と配達員の安全性を徹底解説

ロケットナウのセキュリティに対する疑問

「ロケットナウ、なんか怪しくない?」
「海外の会社だけどクレカ登録して大丈夫?」
「情報抜かれそうで不安…」

こんな疑問を持っている方、多いと思います。私もロケットナウで配達員として稼働しながら、ユーザー目線でサービスの安全性を調べてみました。

この記事では、セキュリティの仕組みから配達員が知っておくべき情報リスクまで、徹底的に解説します。

この記事の結論
✔️ ロケットナウはSSL暗号化・カード情報非保持・PCI DSS準拠の3重セキュリティを採用
✔️ 運営元はNYSE上場・クーパングループ。ただし2025年に親会社で3,370万件規模の情報漏洩事案が発生しており、過信は禁物
✔️ 漏洩事案でカード情報・パスワードは流出していないが、住所・氏名・電話番号は対象
✔️ PayPay対応でクレカ登録が不安な人も利用できる
✔️ ユーザー側の利用明細確認・不審SMS警戒が重要

ロケットナウの運営会社と信頼性

まず「そもそも信頼できる会社か?」から整理しましょう。安全性の議論はここが土台になります。

🏢 基本情報

日本法人名CP One Japan合同会社
親会社Coupang(クーパン)
サービス名RocketNow(ロケットナウ)
特徴配達料・サービス料0円のフードデリバリー

「韓国の会社」だから危ない?は誤解

「韓国の会社だから怪しい」という声をSNSで見かけますが、これは必ずしも正しくありません。親会社のCoupangはニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場している大企業で、上場企業は財務情報の公開・第三者監査・コンプライアンスが義務付けられています。

ただし、「上場企業だから完全に安心」とも言い切れません。次のセクションで正直にお伝えします。

⚠️ 知っておくべき事実:親会社クーパンの大規模情報漏洩事案(2025年)

ロケットナウを利用・検討するにあたり、親会社で起きた重大な情報漏洩事案を正直にお伝えする必要があります。

🚨 クーパン韓国での個人情報漏洩事案(2025年11月発覚)

発覚時期2025年11月18日(不正アクセス自体は6月24日から継続)
影響規模約3,370万アカウント(韓国成人人口の約4分の3に相当)
流出した情報氏名・メールアドレス・電話番号・住所・一部注文情報
流出しなかった情報パスワード・クレジットカード番号・決済情報
原因退職した元社員(元中国人社員)が失効していないアクセストークンを悪用した疑い
被害規模の争いクーパンは「約3,000件の外部流出」と主張。韓国警察は「3,000万件以上が外部流出」と把握し、食い違いが続く
企業対応韓国法人社長が辞任。創業者が公式謝罪。約1,846億円規模の補償パッケージ(1人あたり約5万ウォン相当)を発表

⚠️ 2次被害に注意:流出した「氏名+電話番号+住所+購入履歴」のセットはフィッシングメール・スミッシング(SMS詐欺)・なりすまし電話に悪用されるリスクがあります。クーパン自身も「同社名を騙る不審な連絡に注意するよう」利用者に呼びかけています。ロケットナウのユーザーも同様の詐欺には警戒が必要です。

この事案をどう受け止めるべきか

この漏洩事案は韓国国内のクーパンECサービスで発生したものであり、日本のロケットナウとは運営システムが別です。ただし、同じグループ企業である以上、セキュリティ文化・内部管理体制は共通している部分もあり、「完全に無関係」とは言い切れません。

正直に言えば、この事案はロケットナウを利用するうえで「知っておくべきリスク」のひとつです。「だから絶対に使うな」とは言いません。ただ、「大手企業だから100%安全」とも過信せず、自分でできる対策(後述)を確実に実践することが大切です。

🛵 配達員目線のひと言
この漏洩事案を知ってから、私自身もロケットナウに登録している銀行口座を、メインの貯蓄口座から別の振込専用口座に変更しました。「万が一に備える」という発想が大切だと改めて実感しています。
クレジットカード情報は流出していない点は救いですが、住所・電話番号が含まれる情報の漏洩はフィッシング詐欺の温床になります。不審なSMSや電話には引き続き注意してください。

「情報抜かれる」は本当?セキュリティの仕組み

🔐 ロケットナウ セキュリティ対応状況

通信の暗号化
カード情報保護
決済基準準拠
企業信頼性

ロケットナウが採用しているセキュリティ対策を、技術的な観点から分かりやすく解説します。

SSL暗号化で通信を守る

アプリで住所やクレジットカード情報を入力した瞬間、そのデータはインターネットを経由してサーバーに送られます。このときSSL(Secure Sockets Layer)という技術で通信が暗号化されています。

SSL化されていれば、仮に通信を途中で傍受されたとしても、暗号化されたデータは解読できません。ロケットナウはSSL対応済みで、「情報を盗み見られる」リスクは極めて低いです。

💡SSL対応の確認方法
ブラウザでURLを確認したとき「https://」から始まっていればSSL対応済みです。スマホアプリの場合は、公式ストア(App Store / Google Play)からダウンロードしたものを使っていれば問題ありません。

クレジットカード情報は「ロケットナウ側に保存されない」

これが最も重要なポイントです。ロケットナウはユーザーのクレジットカード情報を自社サーバーに直接保存しない「非保持化」を採用しています。

つまり、ロケットナウのシステムがサイバー攻撃を受けたとしても、そこにカード番号は存在しないため、カード情報の流出リスクが根本から排除されています。

⚠️ 「非保持化」はすべての決済サービスで採用されているわけではありません。古いECサイトや小規模なサービスでは、カード情報を自社で保存しているケースもあります。ロケットナウがこの対策を取っているのは、現代のセキュリティ基準として高水準です。

他社フードデリバリーとのセキュリティ比較

比較項目ロケットナウ主要他社
SSL暗号化対応済み対応済み
カード情報の非保持化採用概ね採用
PCI DSS準拠決済代行採用概ね採用
PayPay決済対応サービスにより異なる
NYSE上場グループ親会社が上場サービスにより異なる

支払い方法と決済の安全性

PCI DSSとは何か?

ロケットナウの決済処理は、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)という国際的なセキュリティ基準に準拠した決済代行会社が行っています。

PCI DSSは、クレジットカード業界が定めた厳格なセキュリティ基準で、主に以下の要件をクリアした企業だけが認定されます。

  • カード会員データの保護
  • 脆弱性管理プログラムの維持
  • 強固なアクセス制御の実施
  • ネットワークの定期的な監視・テスト
  • 情報セキュリティポリシーの整備

この基準をクリアした専門業者が決済を代行しているため、クレジットカード決済の安全性は業界最高水準で担保されています。

PayPayでさらに安心

💳 利用可能な支払い方法

支払い方法利用可能なもの安全性
クレジットカードVisa / Mastercard / JCBなどPCI DSS準拠
PayPayPayPay残高 / PayPayクレジットPayPay独自セキュリティ

🛵 配達員目線のひと言
「クレカ情報を登録したくない」という方にとって、PayPay対応は大きな安心材料です。PayPayは残高管理が視覚的にわかりやすく、不審な決済があればすぐ気づけます。
私自身もフードデリバリーサービスを使う際は、メインのクレカではなく専用の1枚を用意するか、PayPayを活用する方法をおすすめしています。

▶︎PayPayでの支払い方法についてはこちらの記事で紹介:ロケットナウの初回クーポンは本当にお得?アプリの使い方やPayPay(ペイペイ)での支払い方法を解説

【配達員向け】個人情報はどう管理される?

注文者だけでなく、配達員として登録する場合の個人情報管理についても触れておきます。

配達員登録で提供する情報

  • 氏名・住所・生年月日などの基本情報
  • 銀行口座情報(報酬振込のため)
  • 本人確認書類(免許証など)
  • 車両情報(使用する配達手段のナンバープレートなど)
  • 位置情報(稼働中のGPSデータ)

▶︎配達員登録方法についてはこちらの記事で詳しく解説:ロケットナウの配達員は稼げる?合計4,000円の招待コードでお得に始める方法

配達員が注意すべきポイント

⚠️ 位置情報の取り扱い
稼働中はGPSで常時位置を把握されます。これは配達を正確に行うために必要な機能ですが、稼働していないオフライン時には位置情報へのアクセスを「このアプリの使用中のみ許可」に設定しておきましょう。プライバシー保護の基本です。

🏦 銀行口座情報の安全性
報酬の振込先口座情報は、ロケットナウの管理システム内で保管されます。登録した口座からお金が勝手に引き落とされることはありませんが(振込専用の情報として管理)、万が一のことを考えてメインの貯蓄口座ではなく、給与振込専用の口座を別途作成するのもひとつの方法です。

🛵 実際に稼働してみて感じたこと
ロケットナウの配達員アプリ自体は、Uber Eatsや出前館と比較しても特別不安に感じる機能はありませんでした。位置情報の取り扱いも稼働中のみという印象です。
ただ、どんなサービスでも言えることですが、自分の情報は自分で守る意識を持つことが大切です。登録時にどんな情報を渡しているか把握しておきましょう。

ユーザー自身でできるセキュリティ対策

サービス側のセキュリティがしっかりしていても、ユーザー側の対策が甘いと台無しです。以下の2つは今すぐ実践できます。

1. アプリの権限設定を見直す

📱 推奨する権限設定

権限の種類推奨設定理由
位置情報「使用中のみ許可」常時追跡を防ぐため
連絡先へのアクセス許可しない不要な情報提供を防ぐ
通知許可(注文状況確認のため)配達通知に必要
カメラ・マイク不要注文時は使わない

2. 利用明細を定期的に確認する

クレジットカードやPayPayの利用明細は月に1回は必ず確認する習慣をつけましょう。身に覚えのない請求を早期発見することが、被害の最小化につながります。

⚠️ 万が一不審な請求を発見した場合:①すぐにカード会社・PayPayに連絡→②ロケットナウのカスタマーサポート(0120-777-568)にも報告→③必要に応じてカードの利用停止手続き、という順序で対応しましょう。

よくある質問 Q&A

ロケットナウは個人情報を第三者に売っている?

プライバシーポリシーによると、法令に基づく場合や業務委託先を除き、ユーザーの個人情報を無断で第三者に提供することはないとされています。また、NYSEに上場するグループ企業として、個人情報の不正利用はコンプライアンス上も許されません。

クレジットカードを登録したくない。PayPayだけで使える?

はい、2025年11月からPayPayに対応しているため、クレジットカードを登録しなくてもPayPay残高やPayPayクレジットで注文できます。クレカ情報の入力に抵抗がある方はPayPayがおすすめです。

配達員として登録すると、顔写真や住所が注文者に見えるのでは?

注文者側に表示されるのは配達中のGPS位置情報のみです。住所や詳細な個人情報が注文者に公開されることはありません。ただし、配達中に配達員の顔を見られることは通常の業務の範囲内です。

▶︎ロケットナウの顔写真の取り扱いについてはこちらの記事で詳しく解説:ロケットナウ配達員の登録時の写真はプロフィールに使われる?

アプリをアンインストールしたら個人情報は削除される?

アプリをアンインストールしてもサーバー上のデータは残ります。個人情報の削除を希望する場合は、アカウント削除の申請をカスタマーサポートに行う必要があります。退会・削除手続きはアプリ内またはサポートへの問い合わせで対応可能です。

まとめ:ロケットナウの安全性

ロケットナウのセキュリティに対する回答

ロケットナウ自体のセキュリティ体制は業界標準以上のレベルにあると言えます。「なんとなく怖い」という感覚的な不安は、適切な知識を持つことで解消できます。

サービス側の対策を信頼しつつ、ユーザー自身もパスワード管理などの基本的な対策を継続することで、安心して利用できるサービスです。


この記事はしんでざいん(shin-design.online)のフードデリバリー情報としてまとめたものです。サービスの仕様変更により内容が変わる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

しんさん
フードデリバリーサポート
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