カエディアの一体型バイクサンバイザーはズレ落ちる?雨対策効果や取り付け順を写真付きでレビュー

カエディアのサンバイザー

バイクでのフードデリバリー配達やツーリングをしていると、カエディアのサンバーザーを使っている人を見かけませんか?

実際使ってみたいけどどうなんだろう、あの大きなバイザーは振動でズレ落ちてこないのかな、雨は防げるのか、取り付けは難しくないのかといった疑問を持っている方も少なくないはずです。

今回は、私がカエディア(Kaedear)KDR-V1 のホルダーと一体型のバイクサンバイザーを実際に1ヶ月使ってみた感想と、取り付け構造・弱点部分を写真付きで詳しく解説します。

  • 雨対策になる?
  • バイザーは振動でズレ落ちる?
  • 取り付け順はどうすればいい?

サンバイザーを1ヶ月使ってみたレビュー

実際に1ヶ月ほど使用してみて、まず感じたのはサンシェードとしての性能の高さです。

真夏の日中でも直射日光をしっかり遮ってくれるため、スマホ画面が見やすく、走行中に目が疲れにくくなりました。加えて、直射日光によるスマホの熱暴走を防いでくれるので、長時間ナビを使用するツーリングでも安心して走行できます。

雨対策になる?

小雨時は意外と活躍してくれます。防水製品ではないものの、バイザーの部分がスマホの上半分以上を雨粒からある程度は防いでくれるため、ジップロックを取り出さずとも短時間なら問題ありませんでした。ただし、大雨や長時間の雨天走行ではあくまで補助的な機能であるため、緩和程度と捉えておくと良いでしょう。

一体型のサンバイザーはズレ落ちる?

私が購入したのは17mmサイズの一体型ですが、このモデルにはひとつ弱点がありました。それは、バイクの振動や路面の状態によってサンバイザーが少しずつ下にズレ落ちることです。走行前に蝶ネジをしっかりと締めても、長時間の走行や路面状況によっては徐々に角度が落ちてしまいます。

ただし一定の角度でズレは止まり大きく落ちるということはないのでその点は安心してください。

ズレ落ちる問題の代替案

代替案1
根本的に解決したい場合は、代替案として固定力が高いスマホホルダーとセパレートしているタイプの1インチモデルのKDR-V1-Mを選ぶという選択肢があります。KDR-V1-Mはボールジョイント部のホールド力が強く、振動によるズレが起きにくいため、長距離ツーリングや悪路走行が多い自転車には特におすすめです。

デメリットは価格が400円ほど高くなるのと、ボールジョイント部分の出っ張りが生まれることです。特にウインドシールドを取り付けているバイクではこの出っ張りが干渉する場合があるので注意が必要です。また、一体型よりも135g(水菜一袋分)ほど重くなります。

代替案2
安価で解決したい場合はカエディア公式から発売されているサンバイザー KDR-V1 強化スプリングに交換することでバイザーの固定力が上がります。

カエディア強化スプリング
サンバイザー KDR-V1 強化スプリング

蝶ネジで固定するタイプのサンバイザーであっても流用することが出来そうなので、すでに一体型を購入された方はこちらのスプリングに55円で交換することでズレ落ちる心配がなくなるでしょう。

デメリットは交換する手間がかかることです。

強化スプリング取り付け位置

強化スプリングはサンバイザー背面の蝶ネジ部分赤枠のキャップを取り外し、既存のスプリングと交換することで取り付けが可能になります。

カエディアのサンバイザー取り付け構造を写真で解説

ベース部(コアキシャル)

取り付け順

  1. をクランプバーに装着
  2. のネジで固定
  3. にネジで仮止め
  4. スマホホルダーをに装着
  5. 仮止めしたの位置を調節して本止め

先にを取り付けてしまうと手順2がバイザーの重みでやりづらくなるのでベース部分を固定してから取り付けるようにしましょう。

取り付けできると上下スライドバーと蝶ネジでさらに納得のいく角度が調整できます。

写真で見る一体型のルックス

KDR-V1 取り付け全体図

大きめのひさしがスマホ全体をしっかり覆い、直射日光から守ります。

同社製品ののスマホホルダー(クイックホールドⅡ)をポールジョイント部分に3秒で取り付けできました。

ホルダーと一体型なのでハンドル周りがごちゃごちゃせずシンプルですっきりしたルックスです。

写真のスマホホルダーについては下記の記事で紹介しています。▼

正面から見るとごついですが、ホルダーごとしっかりカバーしてくれる安心感があります。

サンバイザー本体拡張

バイザーはスライドで拡張でき、日中はスマホの上半分以上を直射日光からカバーできました。

スマホ画面の輝度を上げなくてもいいため熱暴走の心配も減りました。

バイザーの注意点

固定ネジ部分

蝶ネジ部分でバイザーの角度を上下に調整・固定しますが、一体型モデルでは振動によって少しズレ落ちる現象が生じます。

蝶ネジで締めた状態でもサンバイザーが下にズレ落ちる▶︎上に戻すといった繰り返しでジョイントのネジ固定部分に負荷がかかってしまう恐れがあります。

お値段や取り付けサイズはアップしますが、より強固なバイザー固定で落ちる心配のないセパレート型KDR-V1-Mが安心できるかもしれません。

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一体型バイザーは少しズレ落ちるが強化スプリングやセパレート型で解決できる

ホルダーと一体型バイクサンバイザーは、強い日差しを遮ってスマホの視認性を高め、熱暴走や小雨からも守ってくれる優秀なアイテムです。

ただし、バイクや路面の段差の振動によってバイザーがズレ落ちてきすいです。

固定力を求める場合は代替案として、スマホホルダーとは別で取り付けできるセパレート型のKDR-V1-Mの購入を検討する、もしくはすでに購入された方にはサンバイザー KDR-V1 強化スプリングに交換することをおすすめします。

自分にあった使用シーンやコスト、自転車やバイクの振動特性、ウインドシールドの有無に応じて両モデルを検討してみてください。

カエディアのバイクサンバイザーでより快適なツーリング・フードデリバリーライフをぜひ手に入れてみてください。

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