ビットコインに興味がある人、すでに投資をしている人の多くは「よくわからない」「怖い」「一発逆転したい」などといった気持ちがあるかもしれません。私が仮想通貨のビットコインを買い続けている理由は少し違います。
それは、有事のビットコインとして持ち続けたいからです。
今回は私がなぜビットコインは安全な資産だと思うのかを初心者にもなるべくわかりやすくお伝えしていこうと思います。
最も伝えたいこと
ビットコインは、法定通貨や金の代替として、また自分のお金を守るという視点から将来の資産保全につながる可能性があると考えています。
ビットコインを買い続ける理由
ビットコインは「希少性のあるデジタル資産」

発行上限は2100万枚と決まっており、インフレの影響を受けにくいです。
希少性という観点では、金(ゴールド)と非常に似た性質を持っています。
過去のチャートを見れば、長期的には右肩上がり

誕生してから16年目になるビットコイン(2009年1月3日-2025年現在)。
短期的に大きく価格が変動するものの、10年以上のスパンで見ると価値は大きく上昇しています。
初心者の方でも資産の一部として保有する分には、大きな可能性があると感じています。
法定通貨の価値は減っていく可能性がある

法定通貨は政府が通貨を発行し続けることで、インフレが進行し通貨の価値が下がるリスクがあります。
実際に日本円やドルなども、過去数十年で購買力が減少しています。
今はまだ使いづらいが、将来は一般化する可能性
現在は送金や購入に手間がかかります。しかし環境が整備されれば、より扱いやすくなり今はまだ初心者の方へも広がる可能性が高いと考えます。
また私自身は「今は難しいけど、将来は当たり前になる」ものに先行して投資したいという思いがあります。
資産ポートフォリオの中での位置付け

私は、資産全体の約10%を暗号資産(ビットコイン)に分散しています。
株式や現金、その他の投資先と比べて、ビットコインは“デジタル金”というポジション。
法定通貨と連動しない資産を持っておくことで、不測のインフレや金融危機に備えることができると考えます。
私の投資方針については下記の記事を参考にしてください。
持ち運べる資産
資産保全の観点の1つに銀行に縛られないという点が挙げられます。
ビットコインは取引所という場所で購入できます。それをウォレットに入れておけば、世界中どこにいてもアクセス可能で、紙幣や金のように物理的に持ち運ぶ必要もありません。
誰かに依存せず、自分自身で所有・管理できるという点で、これまでの資産とは一線を画しています。まさに持ち運べるデジタル資産として、個人が自由にコントロールできる新しい時代の金融のかたちだと感じています。
ビットコインと金、法定通貨の比較表
特徴 | 法定通貨 | 金 | ビットコイン |
発行上限 | なし | あり | あり(2,100万枚) |
国家管理 | 中央銀行 | 無関係 | 非中央集権(ブロックチェーン) |
流動性 | 高 | 高 | 中〜高(取引所多数) |
歴史 | 約100年(現制度) | 数千年 | 16年(2025年現在) |
保全性 | 中 | 高 | 高 |
まとめ
仮想通貨であるビットコインは、初心者を含めて購入難易度が高くボラティリティ(価格変動)の大きい投資対象かもしれません。
しかし、その希少性と非中央集権的な仕組み、金に似た性質から、将来的には今よりもっと多くの人が資産の一部として持つようになると私は考えています。
私にとってビットコインは「儲けるため」ではなく、自分のお金を自分で管理できる安全なもの。それが将来美しくなる資産として、静かに買い続ける理由です。
これからも無理のない範囲で、少しずつ保有枚数を増やし続けていくつもりです。
※投資はあくまで自己責任のため、本記事も参考程度にご活用ください。